ねらい

住居の様子から、縄文時代の生活、文化や社会の様子を考える。弥生時代との異同に注意する。

内容

これまで、日本全国でたくさんの縄文遺跡が発掘・調査されてきました。その数は、およそ800ヶ所、そこから合計で1000を超える住居跡が見つかりました。縄文時代の住まいは、「竪穴(たてあな)住居」です。地面に深さ50センチメートルほどの穴を掘り、4本~6本の柱を立てて作りました。竪穴の形は、作られた時期や場所によって、四角のものや丸いものがあります。竪穴住居の中心には、炉が作られました。ここで肉や魚を焼いたり、土器を使って木の実や貝を煮たりしました。当時の様子を再現したCGです。縄文人は、食べ物を探しながら、仲間と共に移動しました。そして、狩りや漁に都合のよい、海や川に近い台地を見つけると、そこに集落を作って住みついたのです。

縄文時代の住居
縄文時代の代表的な建物・竪穴式住居の様子です。
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