ねらい

貿易港の役割について考える。

内容

飛行機で荷物を運ぶ航空輸送。船で荷物を運ぶ海上輸送。貿易を行う空港や港は、「貿易港」と呼ばれています。日本では、荷物の99%以上が船で運ばれています。ここは神戸港。実は、日本有数の貿易港です。貿易が行われているのは、沖合の埋立地。コンテナ埠頭と呼ばれる区域です。船での貿易の多くは、商品をコンテナに入れて行います。コンテナ埠頭は、荷物を管理するゲート、コンテナを一時保管するコンテナヤード、コンテナの積み下ろしをする荷役エリアなどに分かれています。コンテナは、トレーラーなどで、貿易港に運ばれ、コンテナヤードで目的地別に整理し、保管されます。コンテナの大きさは世界共通。積み木のように、しっかり積み重ねることができます。専用のクレーンを使って、外国行きの大きな船に積み込まれ、輸出されます。輸入の場合は、船からコンテナを降ろします。こうして貿易港は、日本の経済や、私たちの暮らしを支えています。

貿易港のしくみ
飛行機で荷物を運ぶ航空輸送。船で荷物を運ぶ海上輸送。貿易を行う空港や港は、「貿易港」と呼ばれています。