ねらい

各地方の自然的な特色について知り、それがどんな文化を生み出しているかに関心を持つ。

内容

本州中央に位置する中部地方。日本の総面積の17%を占め、人口は2159万。飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈があります。3千メートル級の山々が連なり、日本アルプス、日本の屋根などと言われます。富士山や、浅間山、御嶽山など、活火山も点在しています。こうした山々から多くの河川が流れ出し、上流部には長野盆地や松本盆地、甲府盆地といった盆地が、下流部には富山平野や越後平野、濃尾平野などの平野が広がっています。次に気候です。中部地方は太平洋側の東海、日本海側の北陸、内陸の中央高地の3つの地域で異なります。東海は太平洋に面し、夏に降水量が多く、冬は温暖です。北陸は、北西から吹く湿った季節風の影響で冬に雨や雪が多いのが特徴です。 中央高地は内陸で標高が高いため昼と夜の気温の差が大きいのが特徴です。長野県松本市の観光地、上高地。標高1500メートルのところにあり、真夏でも気温が25度以下です。

中部地方の自然
中部地方は、日本最大の山脈地帯を中心に、太平洋側、日本海側で大きく自然条件が異なります。