ねらい

各地方の自然的な特色について知り、それがどんな文化を生み出しているかに関心を持つ。

内容

長野県は中央高地に位置し、2千mから3千m級の飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈が走り、日本の屋根ともいわれます。また、東には浅間山などの火山がある他、フォッサマグナの地域に当たる八ヶ岳火山群があります。これらの山々の間には長野盆地や松本盆地、諏訪盆地など細長い盆地が連なっています。長野県は全体に標高が高く冷涼であるばかりでなく、南北の長さ212キロメートルもあるため南と北の気候に大きな違いがあります。北部の信越国境は有数の豪雪地帯となっています。南部の木曾地方は夏に雨が多く、比較的温暖です。長野県はおよそ2500m以上の高山帯が広く分布しており、貴重な生態系が維持されています。県南部の聖岳は静岡県との境に位置し、一帯は特別天然記念物ライチョウの生息域としては最も南に当たります。

長野県の自然
長野県は日本の屋根と呼ばれるように、山岳地形が地域環境の特色となっています。
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