ねらい

各地方の自然的な特色について知り、それがどんな文化を生み出しているかに関心を持つ。

内容

本州北東部に位置する東北地方。東西およそ170キロメートル、南北およそ410キロメートルです。面積は全国のおよそ18%を占め、人口はおよそ898万。青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の6つの県があります。中央部を奥羽山脈が南北に走り、これに並行して山地が連なっています。山地からは最上川、北上川などの河川が流れ、それぞれの流域には庄内平野、仙台平野が広がっています。奥羽山脈を境にして日本海側と太平洋側では気候が大きく異なります。冬、特に日本海側では雪が多くなります。夏、太平洋側には「やませ」という冷たく湿った北東の風が吹き、気温が上がらず異常な低温になることもあります。東北地方には豊かな自然が残されています。青森と秋田の県境にある白神山地は、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。また、太平洋側には海岸線が入り組んだリアス海岸があります。そこではカキやのりなどの養殖が盛んに行われています。

東北地方の自然
山地が多く寒冷な気候の東北地方の自然の特色です。
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