ねらい

各地の農業生産の特色を知り、自然的、社会的条件との関わりを考える。

内容

山形県の農業生産の主体は、稲作と果樹栽培です。稲作は、全国で第5位の収穫量を占めています。江戸時代から、庄内米の産地として知られた庄内平野は、県内の水田面積のおよそ40%を占めていて、日本の代表的な水田地帯です。内陸の盆地では、夏の気温が高く、昼と夜の気温差も大きく、さらに扇状地の水はけが良いため果物栽培に適しています。特に村山地方など山形盆地は中心地となっています。20年ほど前から栽培が始まった西洋梨、ラ・フランスは、現在、山形県の特産品になっています。そして山形を代表する果物といえばサクランボです。全国の収穫量のおよそ70%を占め第一位です。また、リンゴやブドウなど、生産量で上位を占めるものが多く、山形県は果樹王国といわれています。

山形県の農業
山形県は稲作と果樹栽培を中心として農業が盛んです。