ねらい

各地の生活文化を知り、その自然的、歴史的背景を考える。

内容

東北4大祭りの一つ花笠踊り。江戸時代、最上川水運によって栄えた紅花の名残がみられるといわれます。最上川は江戸時代、庄内平野の米を運ぶ重要な交通路でした。その河口にある酒田市は、米の交易で栄えた港町で、山形市と並んで小京都と呼ばれています。今に残る山居倉庫は、江戸時代に建てられ、現在でも米の倉庫として使われています。ここには、およそ20万俵もの米を収納できます。そして100年もの時を刻む山居倉庫は、酒田市のシンボルになっています。毎年、5月に行われる酒田祭りは、江戸時代から続く祭りです。江戸時代に繁栄を極めた当時の文化を、酒田の人たちは今も守り続けているのです。

山形県の生活と文化
山形県の最上川は、江戸時代の水運の中心でした。酒田市の倉庫群などにその名残をみる事ができます。