ねらい

映像はドイツのシュバルツバルトを紹介する。それを通して酸性雨の実態を押さえ、その原因や対策について考える。

内容

ドイツ南西部に広がる広大な森・シュバルツバルト。1970年代から、この森の木が枯れ始めました。原因は酸性雨ではないかといわれています。酸性雨とは、通常の雨よりも強い酸性を含んだ雨をいいます。1960年代後半から、ヨーロッパや北アメリカなど広範囲で降るようになり大きな問題になりました。酸性雨のおもな原因は火力発電所などから出る煙や自動車の排気ガスなどに含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物ではないかと考えられています。そのため、各国が協力し合って硫黄酸化物排出防止技術の研究や酸性雨の影響調査などを行っています。

酸性雨
強い酸性の雨が降り、自然が破壊されています。車の排気ガスなど人間の営みが原因と考えられます。