ねらい

日本のODAは、どのような支援を行ってきたのか。具体的な例をとおして、ODAの目的や役割について学ぶ。

内容

人口が集中し交通渋滞が深刻化していたインドネシア・ジャワ島。日本の技術協力により高速道路が設けられ、渋滞が緩和されました。その援助に使われたのが、ODA・政府開発援助。日本のODAは、これまで190の国と地域を支援し、、教育や医療、農村開発など多くのプロジェクトが進んでいます。アフリカ・セネガルにODAで設置された浄水装置があります。飲み水が清潔になり、病気の感染や乳児の死亡率が減少、女性や子供が遠くの町から生活用水を運んでくる重労働もなくなりました。この装置はJICA・国際協力機構と民間企業が協力し、技術指導を行ってつくられたもの。ODAの援助は政府だけでなく、民間企業などと連携して行われています。専門技術や知識をもった組織と協力し合うことで、開発途上国のさまざまな課題解決や経済成長に大きな効果をもたらすのです。

ODA-小学6年
日本のODAは、これまで190の国と地域の支援を行ってきました。現在も、JICAや民間企業とも連携し、大きな効果をもたらす支援を続けています。