ねらい

日本の各産業の特色を知る。

内容

鉄鋼業は、日本の主な産業の一つです。資源の乏しい日本では、原料のほとんどを輸入に頼っています。船で運ばれてきた鉄鉱石は、そのまま臨海部にある製鉄所に運ばれます。目的に応じて、様々な製品に加工されるのです。日本の鉄鋼業が最も発展したのが、1960年代の高度経済成長期でした。高速道路や鉄道などのインフラの整備が進み、自動車、船、電気製品など、工業製品の需要が増えていったからです。1970年代からほぼ横ばいではあるものの、現在、中国についで世界第二位の生産量を誇っています。2004年、茨城県に24年ぶりとなる新しい高炉が誕生しました。中国の経済発展に伴う需要が日本の鉄鋼生産を伸ばしているのです。

日本の工業(鉄鋼業)
日本の主な産業の一つは鉄鋼業です。