ねらい

各国の流通や交易について知り、地理的社会的条件について考える。

内容

大航海時代を築いた海運国家であるオランダ。第二次世界大戦後、人口密度が高く資源小国のオランダにとって、経済成長を促す道は、加工貿易立国として物資の流れの中心になることでした。そして、ロッテルダムの西の北海に面した場所にユーロポートが建設されました。ユーロポートは、EU最大の貿易港で、ライン川を経てヨーロッパの内陸へ通じる、ヨーロッパの流通の要衝となっています。また、30キロメートルに渡る港の両岸には、大コンビナートが発達しており、世界最大の石油基地でもあります。ここで精製された石油は、パイプラインなどで内陸各地に送られています。

オランダの貿易
オランダは、海運業が盛んに行われています。石油のパイプラインの拠点でもあります。