ねらい

山形県で行われる豊作を願う祭り「風祭り」について知ることができる。お米を強い風から守りたいと願う農家の人々の気持ちを感じることができる。

内容

山形県の庄内平野です。春日神社では強い風から稲を守る風祭り(かざまつり)が行なわれます。神に供える、御幣(ごへい)が作られています。8月20日。13の地区から代表が集まりました。おはらいを受けた御幣(ごへい)をさずかります。風が強い庄内平野では、この季節、何よりも台風が心配です。もちかえった御幣(ごへい)は集落の入り口や、田んぼの水の取り入れ口に立てます。二百十日の9月1日をすぎても御幣が残っていれば、その年は豊作と言われています。

山形県 風祭り
山形県櫛引町の春日神社の風祭り。強い風から稲を守るための祭りです。8月20日、神社から御幣を持ち帰り、田んぼの水の取り入れ口などに立てます。