ねらい

アメリカ大統領選挙の基本的な仕組みについて説明する。州ごとの選挙人の獲得にしのぎを削る様子を見る。

内容

アメリカ大統領の任期は4年。毎回オリンピックと同じ年に選挙が行われます。大統領選挙の年になると、民主党と共和党は、1月から州ごとに予備選挙や党の集会を開き、8月までかけて候補者を絞ります。本選挙は、11月に行われます。本選挙では、有権者が自分の支持する大統領候補に投票します。しかし、この選挙で大統領が決まるのではありません。この選挙で決まるのは、州ごとの選挙人です。アメリカの大統領選挙は、選挙人による間接選挙です。一体どんな選挙なのでしょうか?大統領選挙では、選挙人、538人が、50の州と首都ワシントンDCに、人口に比例して割り当てられます。2004年の選挙では、例えばカリフォルニアに55人、ニューヨークに31人、ワシントンDCに3人の選挙人が割り当てられました。大統領選挙が始まると、共和党も民主党も、割り当てられた数の選挙人をそろえます。

アメリカ大統領選挙
オリンピックの年に実施されるアメリカ大統領選挙は、選挙人による間接選挙です。どのようなものなのでしょうか。