ねらい

市町村合併と新しい都市開発について知る。

内容

都心から20キロから30キロ圏内に位置する埼玉県さいたま市。浦和・大宮・与野の三つの市が合併し、2007年6月現在およそ120万人です。今までは、東京のベッドタウンという性格が強い地域でしたが、新都心事業により新しい町へとその姿を変えました。1989年、東京に集中している諸機能を分散させるため、政府関連機関の、旧国鉄大宮操車場跡への移転が閣議決定されました。そしてここに、さいたま新都心事業がスタートすることになったのです。新都心事業は、浦和・大宮・与野3市の合併に拍車をかけました。そして2001年5月、さいたま市が誕生しました。この事業に伴い、新たな交通機関も整備されました。現在、さいたま新都心駅を中心に、国の18の機関が入居する官庁ビル、さいたまスーパーアリーナ、テナントビルなどが建ち並んでいます。そして2003年4月、さいたま市は全国で13番目の政令指定都市に指定されました。

埼玉県の都市
浦和、大宮、与野の3つの市が合併してさいたま市になりました。