ねらい

市場や問屋などを経由する従来の流通と、近年の大規模小売店、そしてネット販売などの流通について考える。

内容

わたしたちはさまざまな商品を商店やデパート、スーパーマーケットなどの小売店で購入します。では、小売店はどこから商品を手に入れるのでしょうか?産地から送られてきた野菜や魚は、青果市場(せいかいちば)や魚市場(うおいちば)など、市場(しじょう)を通して店先に並べられます。工業製品は、問屋が企業と小売店の間に入り、問屋から仕入れるのが普通です。商品が人手を経て、消費者に渡るまでを商品の流通といいます。これは、商品が、わたしたちの手もとに届くまでの流通経路です。ところが、近年、この流通経路が変わり資金力のある大規模小売店が生産者から直接大量に仕入れ、流通の費用を節約するようになってきました。

流通
商品の生産者と購入する消費者の間には商品が移動する過程=流通=があります。流通について考えましょう。