ねらい

15カ国が共同で運用する国際宇宙ステーション(ISS)の構造について知る。

内容

日本を含む世界15カ国が10年以上をかけて建設してきた国際宇宙ステーション。全長は108メートル。サッカー場ほどの大きさで、重さは420トンもあり、地上およそ400キロの高さを秒速8キロという高速で飛んでいます。太陽電池パネルはアメリカとロシアがつくったもの。合計110キロワット、一般家庭およそ40世帯分の発電能力があります。ステーション内で使われる電気はそのほとんどが太陽のエネルギーで賄われています。カナダが作った「ロボットアーム」。実験棟は左側がヨーロッパの「コロンバス」、右側が日本の「きぼう」です。亀の甲らのように突き出しているのが、ヨーロッパが作ったのぞき窓、キューポラです。キューポラの内側からは、地球を大パノラマで見ることができ、ロボットアームの操作やドッキングのようすを確認するのに使うほか、宇宙飛行士達の憩いの場にもなっています。

ISSとは
国際宇宙ステーション(ISS)の大きさや構造(こうぞう)を説明します。