ねらい

国際宇宙ステーション(ISS)にある日本の実験棟「きぼう」建設の過程とその役割について知る。

内容

国際宇宙ステーションは人類史上最大とも言われるビッグプロジェクト。これほど巨大な設備を一度に打ち上げることはできません。そのため数十回にもおよぶ打ち上げが行われました。10年を超える月日と40回以上のフライトを経て、現在の巨大な国際宇宙ステーションができてきたのです。2008年3月、国際宇宙ステーションに初めて日本の施設を建設する日がやってきました。ステーション計画に参加して以来20年あまり、念願の打ち上げです。初めての建設を担当したのは、宇宙飛行士の土井隆雄さんです。ロボットアームを使って日本の実験施設「きぼう」をとりつけます。操作を少しでも誤るとステーションを傷つけてしまいます。その後、さらに2度の作業を経て、2009年に日本の実験棟「きぼう」が完成。宇宙でしかできない画期的な研究が次々と行われています。

日本の実験棟「きぼう」
国際宇宙ステーション(ISS)にある日本の実験棟「きぼう」ができるまでを説明します。