ねらい

東京−新青森間を走る新幹線「はやぶさ」が出荷されるようすを見てみます。

内容

山口県周南地区。瀬戸内海に面したこの地域には、東京ドーム11個分という広さの鉄道の製造工場があります。昭和39年に新幹線が開通して以来、車両の製造を続けてきました。東京と青森の間を走るE5系新幹線「はやぶさ」の出荷準備が進んでいました。その車両が港から出荷される日がきました。「はやぶさ」は、その走行スピードは時速320キロ。東京−新青森間(かん)を、およそ3時間で走ります。この車体には1万個以上の部品がつかわれています。ボディや車輪、ねじの一本一本まで、320キロのスピードと振動に耐えられるようにつくられているのです。42.7トンもある先頭車両は注意深くクレーンでつり上げられ、ゆっくりと移動します。移動した先には大きな船。ゆっくりと「はやぶさ」が船におさめられます。この船で、瀬戸内海から東北へとむかって行きます。

“はやぶさ”のふるさと
東京−新青森間を走る新幹線「はやぶさ」が山口県周南地区から出荷されるようすを見ます。