ねらい

日本が持つ鉄道技術が、世界的に高い水準で、世界に輸出されていることを学びます。

内容

日本の鉄道技術はいま世界各国に大きくはばたこうとしている。新幹線の車両技術がはじめて輸出された台湾の高速鉄道。スピードと安全性が評価された。アメリカニューヨークの地下鉄。2000台以上が納められ故障が少ないことで評判だ。中国で初めての都市モノレールも日本製。日本製の車両が輸出されたのは54の国と地域。その中に日本が近年初めて輸出を果たしたアラビア半島だ。砂の舞う砂漠、50度を超える気温。過酷な条件から精密機器を装備した電車が走るのは厳しいとされてきた。しかし2009年、急速に経済発展を遂げたドバイでアラビア半島初の近代的な都市鉄道が走り始めた。日本企業が作り上げたドバイメトロ。ドバイの中心地と郊外を結ぶ二つの路線が運行されている。この電車には世界一を誇る技術が使われ、遠隔操作による無人運転が行われている。運行距離74キロは、無人運転としては世界最長だ。

世界に広がる日本の鉄道技術
日本の高い鉄道技術が輸出されるようすについて説明します。