ねらい

世界遺産ピラミッドの概要について知る。

内容

砂漠に立ち並ぶピラミッド。紀元前2700年ごろから500年に渡って造られました。古代エジプト文明の象徴として、世界遺産に登録されています。そのうちの一つ、クフ王のピラミッドの内部を見てみましょう。エジプト最大のピラミッドの内部にはいくつもの空間があります。中央部にある「王の間」は、かつては王の墓だと伝えられてきました。しかしミイラも、死者に添える副葬品も発見されていないため、最新の研究では宗教施設だったとも考えられています。また、およそ100のピラミッドすべてに共通することは、ナイル川の西にあることです。西は太陽が沈む方向。当時の人々は、そこに死後の世界があり、太陽のように人もまた、死んだ後に甦ると信じていたのかもしれません。

世界遺産 エジプトのピラミッド地帯
世界遺産ピラミッドがある場所や、内部のようすについて説明します。