ねらい

修学旅行の部屋決め、気をつけないといじめの芽が生まれることも・・・。嫌な思いをする 子が出ないようにするには!?1人の女の子がとった〝ある行動″から考えていくよ。

内容

修学旅行まで2週間。川崎市立新城小学校6年1組では、『嫌な思いをする子が出ない部屋決めはできるのか?』授業で考えたあと、子どもたちだけで部屋決めをしていくことに。スムーズに決まる男子に比べ女子は・・・お互いの希望を聞き、話し合いで決めようとするあまり、なかなか決まりません。次第に『誰かが譲れば』というムードが漂ってきそうになると、「譲ってもいいよ!」という子が現れます。その時です。「大丈夫?ホンネ出していいよ。」と、声をかける子が現れます。さきさんです。無理をして譲っていないか?気持ちを確かめようとしていたのです。さらに、室長になったさきさんは、部屋の係り決めでも、譲ってくれた子が優先して選べるように配慮をしていきます。高橋みなみさんは、「事前の授業で〝譲ってくれる子の気持ち″など考えていたからこそ、さきさんのようなリーダー的な子が、配慮をすることの大切さに気づいたのでは」と語ります。

【みなみの考え】嫌な思いをする人が出ないグループ決めって?
修学旅行の部屋決め。気をつけないといじめの芽が生まれることも・・・。嫌な思いをする子が出ないようにするには?1人の女の子がとった〝ある行動″から考えていくよ。