ねらい

SNSのいじめが増えている中、いま子どもたちは、一体どんないじめを受けているのか?実際にSNSのいじめを経験した高校生に話を聞いていきます。「SNSのいじめは一体どんなものなのか?」「一体どういうことが苦痛で不安なのか?」さらに「自分がターゲットになる怖さ」や「傷を受けた時の深さはどれほどなのか?」…話を聞きながらSNSのいじめで傷つく子を増やさないために大切なことは何か?高橋みなみさんと専門家の藤川大祐さんと一緒に、考えていきます。

内容

いま10代はどんないじめを経験しているのか?高校生の話から「SNS上での証拠が残らない“あだ名”を使った悪口」「LINEの裏グループでの悪口」の実態が明らかになっていきます。そして、最後に番組ではSNSのいじめで深く傷を負ってしまったらどうすればいいのか?を考えていきます。その問いかけに、高橋みなみさんは「苦しくなったら我慢しないことが大事」だと言います。そのためにも「子どもたちが無意識的に身につけてしまっている『何か嫌なことがあったらまずは我慢する』という考え方を改めていく必要がある」と指摘します。専門家の藤川大祐さんは「SNSが発達した社会は、簡単に他人を傷つけてしまう社会。さらに新型コロナウイルスの問題があって、多くの人がストレスを抱えながら生きていかざるを得ない社会。つらい状況が起きやすい社会では、『我慢は美徳だ』という、考え方を変えていく必要があると指摘します。

みなみの考え SNSのいじめ どう向き合っていけばいい?
SNSのいじめが増えている昨今。多くの子どもたちがSNSのいじめを目撃したことがあるというのが現状…SNSで苦しむ子を生まないために必要なことは?