ねらい

子ども向けに虐待について伝えるアニメ。家庭で不適切な扱いを受けていても、子ども自身がそれが「いけないこと」だと分からずに苦しんでいるケースがある。親であっても子どもにしてはいけない行為があることと、信頼できる大人や友達に助けを求めることも伝える。

内容

もしかして、こんなことでこまっていない?大人にたたかれたり、けられたり、ひどいことをいわれたり、いえに入れてもらえなかったり。「わたしが悪(わる)いことをしたから」そうかもしれない。でも、大人が子どもを傷(きず)つけるのは絶対(ぜったい)いけないことなんだ。やさしいときもあるんだよね。だけど、つかれるとイライラマンになっちゃうんだね。「だいじょうぶ。ガマンするから」でも本当(ほんとう)はどんな気もち?つらい気もちをかかえこまないで。先生でも友(とも)だちでもいい。キミの気もちを話(はな)してみよう。つらくなったら逃(に)げてもいい。友だちのいえに。交番(こうばん)に。キミの味方(みかた)は必(かなら)ずいるから。キミの心(こころ)と体(からだ)はキミのもの。【監修 奥山眞紀子(小児精神科医)】

アニメ「もしかして…」#1「大人にたたかれた」
大人にたたかれたり、ひどいことをいわれたり、いえに入れてもらえなかったり…。大人が子どもを傷(きず)つけるのは絶対(ぜったい)にいけないこと。