ねらい

子ども向けに虐待について伝えるアニメ。家庭で不適切な扱いを受けていても、子ども自身がそれが「いけないこと」だと分からずに苦しんでいるケースがある。親であっても子どもにしてはいけない行為があることと、信頼できる大人や友達に助けを求めることも伝える。

内容

もしかして、こんなことでこまっていない?お父(とう)さんとお母(かあ)さん、ケンカばかり。いつも聞(き)こえる、なき声(ごえ)、わめき声(ごえ)。「きっとボクのせいでおこってるんだ」いいや、キミのせいなんかじゃない。大人は子どもをこわがらせちゃいけないんだ。ほかにも、こんなことでこまってない?キミのきょうだいが大人になぐられたり、いじめられたり。「わたしには何(なに)もできない」くやしいよね。かなしいよね。つらい気もちをかかえこまないで。先生でも友(とも)だちでもいい。キミの気もちを話(はな)してみよう。つらくなったら、にげてもいい。友だちのいえに。交番(こうばん)に。キミのみかたはかならずいるから。キミの心(こころ)と体(からだ)はキミのもの。【監修 奥山眞紀子(小児精神科医)】

アニメ「もしかして…」#3「大人のケンカがこわい」
ケンカばかりのお父(とう)さんとお母(かあ)さん。大人は子どもをこわがらせちゃいけない。