あらすじ一覧

オープニング

オープニング

scene 01冬になると生きものは…

春から見てきた里山。季節が変わると、見つかる生きものの様子もちがった。サクラ、タンポポ、アザミ…。そして、ミツバチ、カブトムシ、ツバメのヒナ…。今は冬。生きものはどうなったのでしょう。

scene 02木や草はかれてしまった?

ひとみちゃん、里山にまたやってきました。大きなケヤキの木があります。葉っぱは全部なくなっています。木はかれてしまったのでしょうか。草むらを見ると、草むらの葉もかれています。昆虫(こんちゅう)もいません。寒くなって、生きものはみんな死んでしまったのでしょうか。調べてみましょう。

scene 03秋にいなくなったツバメ

やってきたのは、農家のおじさんのところです。軒下(のきした)のツバメの巣を見せてもらいました。5月から7月、この巣でツバメは子育てをしていました。親鳥がヒナに昆虫(こんちゅう)を食べさせていたのです。それが今は、巣の中はからっぽです。秋ごろは田んぼのまわりで飛び回っていたそうですが、今は見ないそうです。どうしてツバメはいなくなったのでしょう。するとおじさんが、「寒くなってから見られる鳥もいるんだよ」と言います。その鳥を調べれば、ツバメがいなくなった理由がわかるかもしれません。

scene 04秋にやってきたハクチョウ

ひとみちゃんが田んぼにやってきました。いました! ハクチョウです。ハクチョウは夏にはいなくて、10月のなかばごろに、シベリアというところからやってくるそうです。シベリアは日本のずっと北のほうにあり、夏でもすずしいところです。ハクチョウはそんなすずしい場所が大好きな鳥。水の中の藻(も)や草の根を食べます。でも、冬になるとシベリアは氷と雪にとざされ、食べものをとることができません。

scene 05すむ場所を変えて冬をこす鳥

そこで、ハクチョウは日本にやってくるのです。ひとみちゃんが見ていると、田んぼに降りたハクチョウは次々に食べものを見つけています。夏、ハクチョウはすずしい北の国にいて、ツバメは暑い日本にいました。冬が近づくとハクチョウは南へ、そしてツバメも、冬が近づくと南へ飛んでいきます。ツバメの食べものである昆虫(こんちゅう)がたくさんいるからです。鳥は、すむ場所を変えて、冬を生きのびているのです。では、ほかの生きものはどうしているのでしょう。

scene 06冬も生きている木

ひとみちゃん、もう一度、里山を観察してみることにしました。サクラの木。春にはきれいに花がさいていましたが、今はかれてしまったのでしょうか? 「いやいや、かれてないよ。この芽を見てごらん」と農家のおじさんが言います。見ると、枝(えだ)には芽があります。芽は生きているのでしょうか。中はどうなっているのでしょう。芽を切ってみると、中は緑色です。春になると、これが葉や花になるのだそうです。木は、寒い冬になってもかれていませんでした。

scene 07昆虫たちも生きている

では、昆虫(こんちゅう)はどうでしょう。虫めがねを使って草むらをさがしていたひとみちゃん、何か見つけました。カマキリのたまごです。木の枝(えだ)の付け根にも、ヤママユガの丸いたまごがありました。地面もさがしてみると…、地面の落ち葉の上に何かいます。ゴマダラチョウの幼虫(ようちゅう)です。落ち葉の下にいると、冷たい風をさけられるのかもしれません。

scene 08いろいろなすがたや方法で

落ち葉のあたりをもっとさがしてみます。くさってぼろぼろになった木を見つけました。わってみると、中には何かの幼虫(ようちゅう)がいました。キマワリという昆虫(こんちゅう)の幼虫です。寒い冬、昆虫もいろいろなすがたや方法で冬を乗りこえようとしているのです。冬。みんなのまわりには、どんな生きものが見つかるかな。