あらすじ一覧

オープニング

観察(かんさつ)し、仮説(かせつ)を立て、実験(じっけん)し、考察(こうさつ)する。科学の考え方を学べ。『考えるカラス』。(オープニングタイトル)

scene 01考える観察「アリは線をいやがる?」

まずは、“考える観察(かんさつ)”から。ノートの上をアリが歩いています。アリの行く先に線を引いてみます。いやがったように見えましたが、よくわかりません。また線で道をふさいでみます。やっぱり線をよけました。

scene 02しばらくすると慣(な)れる?

今度はアリを丸でかこってみます。明らかに線をいやがっています。アリはとじこめられました。外に出して、もう一度線でかこってみます。やはり、とじこめられました。しばらく観察(かんさつ)します。すると、外に出てきました。もう慣れたのでしょうか。書かれた線の上を、平気で歩いています。新しく丸でかこってみます。すると、また出られなくなりました。慣れたわけではないようです。どういうことでしょうか。考える観察。

scene 03デデニオン「どうやって中に入れた?」

三人が歩いていくと、机(つくえ)の上にビンがおかれていました。中にはリンゴが入っています。でも、どう見てもビンの口よりリンゴのほうが大きいのです。どうやって中に入れたのでしょう。そこで仮説(かせつ)。「ビンを二つにわって、リンゴを入れてくっつけた」。さらに仮説。「リンゴを分けて切って、一つずつビンの中に入れた」。もう一つ仮説。「リンゴを入れてから、ガラスの口を細くした」。そこへ、同じビンを運んでいく人が通りかかったのでついていってみると…?

scene 04考える練習「磁石と鉄の玉」

今日は、磁石(じしゃく)と鉄の玉を使った問題です。磁石を鉄の玉に近づけると、くっつきます。でも、鉄の玉どうしはくっつきません。磁石をテープで机(つくえ)の上に固定(こてい)します。そしてもう一枚(まい)、同じ磁石を上に乗せます。そこに、鉄の玉を一つ近づけてくっつけます。さらにもう一つ鉄の玉を乗っけると、これもくっつきます。ここからが問題。上にある鉄の玉を持ち上げると一体どうなるのでしょう。1.持っている鉄の玉だけが上がる。2.下にある鉄の玉もいっしょに上がる。3.さらにその下にある磁石もいっしょに上がる。答えは番組の最後(さいご)に…。

scene 05今日のはっけん「サインペンのふた」

♪だれかに言うほどでもなく ごまつぶくらいに小さな 今日のはっけん。サインペンのふたしめるとき カチッていう音がする この「カチッ」ってなんだ? ふたのとこ見てみる 小さいでっぱりがある ひそかなストッパー これが「カチッ」のもと。なんでもない 今日のはっけん。あしたもまた なにかあるだろ♪

scene 06考える練習~解答編

考える練習「磁石(じしゃく)と鉄の玉」の答えです。鉄の玉を持ち上げるとどうなる?という問題。やってみると…、鉄の玉が二つともいっしょに持ち上がりました。答えは「2」でした。さらに、そのままもう少し高く持ち上げてみるとどうなるのでしょう。ある高さまで持ち上げていくと、下の玉が落ちてしまいました。どうしてでしょう。鉄は、磁石に近づくと、一時的(てき)に磁石…。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。