あらすじ一覧

オープニング

観察(かんさつ)し、仮説(かせつ)を立て、実験(じっけん)をし、考察(こうさつ)する。科学の考え方を学べ。『考えるカラス』。(オープニングタイトル)

scene 01考える観察「走る水玉」

まずは、“考える観察(かんさつ)”から。コーヒーをいれていたら、コーヒーの水面が何か変です。よく見ると、コーヒーの滴(しずく)が、水玉になって水面にうかんでいます。コーヒーだからこうなるのでしょうか。

scene 02水面で何が起きている? 

ためしに、水でもやってみます。コーヒーと同じように、水滴(すいてき)を落とすと水面に乗るのでしょうか。やってみますが、うまくいきません。そこで、今度は水面の近くから、そっと落としてみます。すると、水滴も水面に乗りました。

scene 03水玉がだんだん小さくなる?

でもよく見ると、水滴(すいてき)が消えるとき、何か変です。だんだん小さくなって消えているように見えます。一体、水面で何が起きているのでしょうか。スローの映像(えいぞう)で見てみると…。考える観察(かんさつ)。

scene 04デデニオン「どうやって中に入れた?」

三人が歩いていくと、机(つくえ)の上にビンがおかれていました。中にはリンゴが入っています。でも、どう見てもビンの口よりリンゴのほうが大きいのです。どうやって中に入れたのでしょう。そこで仮説(かせつ)。「ビンを二つにわって、リンゴを入れてくっつけた」。さらに仮説。「リンゴを分けて切って、一つずつビンの中に入れた」。もう一つ仮説。「リンゴを入れてから、ガラスの口を細くした」。そこへ、同じビンを運んでいく人が通りかかったのでついていってみると…?

scene 05考える練習「磁石と鉄の玉」

今日は、鉄の玉を使った問題です。木のレールの上に鉄の玉がならんでいます。一つをはなして、玉の列にぶつけます。すると玉が一つ、はなれていきます。ここで、磁石(じしゃく)の玉を使います。磁石の玉を列の左はしにおいて、右から鉄の玉をぶつけます。すると、ぶつけた玉がとまって、磁石の玉は動きません。ここで問題。磁石の玉を今度は右はしにおきます。そして、玉を一つ、磁石のがわからぶつけます。すると反対がわの鉄の玉はどうなるのでしょう。1.動かない。2.いきおいよくはなれる。3.ゆっくりとはなれ、もどってくる。答えは最後(さいご)に…。

scene 06今日のはっけん「甘栗のなぞ」

♪だれかに言うほどでもなく 針(はり)のあたまくらいに小さな 今日のはっけん。ひさびさにたべる甘栗(あまぐり) なんだこれ? やけにぺったんこ ほかのはぷっくりしてる こっち側(がわ)はぺったんこ たいらなとこあわせてみる そうか もしかして こうしてイガの中でくっついてたのか かたちには 理由(わけ)があるんだな。なんてことない 今日のはっけん♪

scene 07考える練習~解答編

考える練習「磁石(じしゃく)と鉄の玉」の答えです。右はしの磁石の玉に鉄の玉をぶつけると、左はしの玉はどうなる? 実際(じっさい)にやってみると…、ぶつけた玉よりもすごいいきおいではなれていきました。答えは、「2.いきおいいよくはなれる」でした。左はしに磁石をおいたときには動かなかったのに、どうしてでしょう。磁石には、鉄を引きよせる「磁力」があります。左はしに磁石をおいたとき、鉄の玉は…。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。