あらすじ一覧

scene 01“How is it?”

「Takaの地元って名古屋でしょ?」。「そう。毎年秋になると『名古屋まつり』っていう大きい祭りが行われて、信長、秀吉、家康などが勢ぞろいして大いにもりあがるんだよ。どう、こんなの?」。するとMasaが、「今日は、その『どう?』を英語で言えるようになってみよう」と言いました。「『どう?』ってことは、使うのはhowだよね」とTaka。「その通り。“How is it?”で、『どうですか?』って聞けるよ」。「答えるときは“It’s …”でいいのかな?」。「そう。たとえば食べ物の感想なら、“It’s delicious.(おいしい)”とか、“It’s spicy.(スパイシー)”と言えばOK。さっそく世界とつながってみようか」。

scene 02“We’re in Spain.”

今回つながったのは、ヘナーロさんファミリー。アンドレス、お父さんのマックスさん、お母さんのパオラさんです。“Where are you now?”と聞くと、“We’re in Spain!”とアンドレスが答えました。“Where in Spain do you live?”。「スペインのどこに住んでるの?」とMasaが聞くと、“We live in Barcelona.”とアンドレス。「バルセロナってサッカーで有名だよね。君もサッカーをするの?」とTakaがたずねると、“I play, and I like soccer.”とアンドレス。地中海に面したバルセロナは、サッカーだけでなく画家ピカソや建築家ガウディが活躍(かつやく)した芸術の街として知られています。

scene 03「アーティチョーク?」

うしろの風景がいつもとちがう感じなのでMasaがたずねます。“What is behind you.”。「君たちのうしろにあるのは何?」。すると、“This is an artichoke field.”とアンドレス。“アーティチョークの畑だよ”と言いますが、「アーティチョーク?」とMasaにもわかりません。“What is an artichoke? Is it a vegetable?”。「アーティチョークって何? 野菜?」とTakaが聞くと、“Yes. It’s a vegetable. It’s this flower.”とアンドレス。“そう、野菜。こんな花だよ”と実物を見せてくれました。“It looks like a broccoli.”。「ブロッコリーみたい」とTakaが言うと、“This is a flower.(これは花だよ)”とアンドレス。

scene 04アーティチョークの味は

“How does it taste?”。「味はどう?」とMasaが聞くと、“It tastes like beans.”とアンドレス。豆のような味だそうです。地中海原産の野菜アーティチョークの畑。日本ではなかなか見られない景色です。“I really like this view. How is it?”。“このながめが本当に好きなんだ。どう?”とアンドレスに聞かれ、“It’s huge.”。「すごく広いね」とMasa。“Can we see your house?”と言うと、“Yes, of course. Follow me.(もちろんだよ。ついて来て)”とアンドレスが言いました。

scene 05バルコニーから空港が見える

さっそくアンドレスの家に向かいます。歩いていくとだんだん街らしくなってきました。“We live in Prat.”とアンドレス。プラットはバルセロナ南部の町。“Very close to the airport.”とお父さん。空港にとても近いそうです。どれくらい近いかと言うと…。“From this balcony, we can see the airport.”とアンドレス。家のバルコニーから空港が見えるくらい。見ると、空港の管制塔(かんせいとう)が見えました。“How is it?”とアンドレス。“It’s great.”とMasaが言うと、“Thank you.”。

scene 06食事を一日に5回?!

続いて家の中へ。スペインの家族は一体どんな生活を送っているのでしょうか。“This is our dining room.”。まず見せてくれたのはダイニングルーム。するとお父さんが、“In Spain, we eat five times a day.”と言いました。なんと、スペインでは多くの人が一日5回食事をとるのだそうです。そして、“On weekends, we have a special lunch.”とアンドレス。週末には特別なランチがあると言います。「スペシャルなランチって?」とTakaが聞くと、アンドレスは、“It’s paella.”と答えました。パエリアです。“Wow. I like paella.”とTaka。Masaが、“Can you show us your paella?”。パエリアを見せてもらえますかと言いました。

scene 07おいしそうなパエリア

キッチンに入ると、コンロの上に大きなフライパンがあり、お父さんお手製のスペシャルパエリアが作ってありました。さっそく食べてもらいましょう。すると…。アンドレスはスプーンでフライパンから直接すくって食べ始めました。まさかの“立ち食いパエリア”。“How is it?”とMasaが聞くと、“It’s really tasty.”とアンドレス。本当においしいと言います。見ていて“It makes us hungry.”、「おかげでぼくたちもおなかが空いちゃったよ」とMasaが言うと、お父さんもお母さんも大笑い。

scene 08 Quiz time!

ここでスペインのごはんについて、“クイズタイム!”。スペインではみんなお米が大好きで、パエリア、リゾット、サラダと、お米を使った料理がたくさんあります。そして“What’s another rice dish we like?”とお母さん。みんなが好きなもう一つのお米料理は何でしょう? “Is it pilaf?”とTaka。ピラフでしょうか。答えは“No.”。すると、“I give you a hint.”とお母さんのヒントです。“Andres loves it.”。アンドレスの大好物らしいのですが…。“Spanish people like rice cakes.”とTaka。おもちが好きなのではと聞きますが、“No.”。

scene 09定番デザート“アロス・コン・レチェ”

正解は…。“It is a rice dessert.”とお母さん。それは、お米を牛乳でにて作るスペイン定番のデザート、“アロス・コン・レチェ”でした。気になるそのお味は? 試食するのはもちろん、アンドレス。またまたアンドレスの“立ち食いデザート”。“How is it?”とTakaが聞くと、“It’s delicious.(おいしい)”とアンドレス。せっかくなので、お母さんにも試食してもらいましょう。“How is it?”と聞くと、“It’s sweet.”とお母さん。あまい味のようです。スプーンを持つ手が止まらないアンドレス、パクパク食べています。

scene 10地元のサッカーチームが大好き

次はアンドレスの部屋へ。“Is that a sandbag?”とTaka。サンドバッグがつるしてありました。“Can you show us?”。「見せてくれる?」とMasaが言うと、アンドレスはもうれつなパンチを見せてくれました。すごいラッシュにTakaもMasaもびっくり。「ぼくたちより強いと思うよ」とMasaが言うと、うれしそうなアンドレス。サッカーのユニフォームらしきものを見つけたTakaが、“Is that a uniform?”と聞きました。“Oh, yes. We really like FC Barcelona.”とアンドレス。地元のチーム、FCバルセロナが大好きなのです。“チャンピオンズリーグで何回も勝っているんだよ”と、自慢(じまん)するアンドレス。

scene 11「君たちもお米が好きでうれしいよ」

「優勝(ゆうしょう)したらもりあがるんだろうね」。Masaが“If they win, how is it?”、「勝ったらどんな感じ?」と聞きました。“It’s very noisy.(とってもうるさい)”とアンドレス。さらに、“We even have fireworks. It’s very fun.”と言います。「ファイアーワークスって花火? もうお祭りさわぎになっちゃうんだね」とTaka。アンドレスが“How was today?(今日はどうだった?)”と聞いてきました。“I’m happy you love rice, too.”。「君たちもお米が好きでうれしいよ」とMasa。“I want to eat アロス・コン・レチェ.”とTaka。“How is it?”を使ってみたら、スペインのことをちょっぴり知ることができました。