あらすじ一覧

scene 01“Who is this?”と“Who are you?”

「あれ? Taka、何してるの?」。やってきたMasaが言いました。「絵をかいてる」とTaka。見せてもらうと人の絵です。“Who is this?”とMasa。「whoだから、『これはだれ?』ってことかな。“This is you.”。Masaの口ぐせも書いておいた」とTaka。Masaの口ぐせとは、“I’m so hungry!”でした。「“Who is this?”って聞いたじゃない? “Who are you?”じゃないの?」と不思議に思うTaka。「“Who are you?”は、目の前にいる人に『あなたはだれですか?』と聞くとき。“Who is this?”って聞けば、あなた以外の人をしょうかいしてもらうことができるよ。さっそく世界とつながってみようか」とMasa。

scene 02“We’re in India.”

今回つながったのは、アリーシャと、弟のアルマーンです。“Where are you now?”と聞くと、“We’re in India”とアリーシャが答えました。インドと言えば、タージマハルを始めとする壮大(そうだい)な建築物や、世界的な観光地ガンジス川が有名。また、カレーを始めとするさまざまなスパイスを使った料理でも知られる国です。すると、とつぜん男の人が画面に入ってきました。一体だれ? さっそく覚えたフレーズを使って、“Who is this?”とTaka。すると、“This is my father.”とアリーシャ。お父さんのシェイクさんでした。「家を見せてくれる?」とMasaがアリーシャに言います。

scene 0325階建ての超高層マンション

ということで、アリーシャの家へ。一家の住む家は25階建ての超高層(ちょうこうそう)マンション。首都ニューデリーでは、今このようなマンションが次々に建てられているそうです。はたして中の様子は? 「そのかべの色、好きだな」とかべの色をMasaがほめると、“インドっぽいでしょ”とじまんするアリーシャ。かべには写真がたくさんかざられていて、女の人の大きな写真がありました。“Who is this?”とTaka。すると、“This is my mother.”とアリーシャ。お母さんでした。“Can we meet her?”。「お母さんに会える?」とMasaが聞くと、“She’s making curry.”とアルマーン。今カレーを作っているそうです。

scene 04“ポテトとグリーンピースのカレー”

そこでキッチンへ行ってみると、お母さんのモヒザさんが料理をしていました。「とってもおいしいカレーを作るそうですね」とMasaが言うと、ちょうど作っていた“ポテトとグリーンピースのカレー”を見せてくれました。「ワーオ!」。「こりゃ、本物だよ」。思わずMasaとTakaも大興奮(こうふん)。“It looks so delicious.”。「すごくおいしそうだね」とMasaが言うと、“My mom is a great cook.”とアリーシャ。“ママは料理が上手なの”と自慢(じまん)します。

scene 05 Quiz time! ①

ここで、“クイズタイム!”。木でできた棒(ぼう)のようなものをアリーシャが見せました。“この棒はいったい何に使うものでしょう?”。“アレ”を作るときに欠かせないそうです。「カレーなんじゃない? やっぱり」。「混ぜる?」。「混ぜるって何だ?」。“It’s for mixing curry.”。「カレーを混ぜるもの」とTakaが言いますが、“No.”とアリーシャ。“It’s for mashing potatoes.”とMasa。ポテトをつぶすもの、と答えますが、“No.”。続いて、“It’s for squeezing a lemon.”。「レモンをしぼるもの」とTaka。これも、“No.”と笑われてしまいました。

scene 06ヨーグルトをグルグル混ぜて

正解は…。アリーシャはボウルにヨーグルトを取ると、その棒(ぼう)をグルグル回して混ぜ始めました。「あ! ラッシー?」とMasa。すると、“Yes. We make lassie.”とアリーシャが言いました。その棒は、mixing lassie、混ぜてラッシーを作る道具でした。カレーによく合うラッシーは、インドでは定番のヨーグルトドリンクです。おいしそう! ひと口飲むアリーシャに、“How is it?”とMasa。「どう?」と聞かれ、“It’s amazing.(すばらしいわ)”とアリーシャ。

scene 07“He is a popular Indian singer.”

続いて、アリーシャの部屋へ案内してもらいます。すると、かべに男の人の写真がかざってありました。“Who is this?”とTakaが言うと、“He is a popular Indian singer.”とアリーシャ。インドで人気の歌手でした。そこでTakaが、“I am a Japanese star.”と言うと、アリーシャは“Oh! Nice to meet you! サインほしい!”と言ってくれました。“Please come to Japan.”とTaka。“そうしたらあなたのサインをもらうわ”とアリーシャが言うので、Takaは“Of course!(もちろん!)”と答えました。

scene 08 Quiz time! ②

ここでまた“クイズタイム!”。インドの仕事についての問題です。アリーシャが一枚の写真を見せました。制服のようなものを着た男の人が、何かの棒(ぼう)を持って立っています。“Who is this?”とアリーシャ。“This is a cricket player.”と答えるTaka。でも、“Oh, no.”と笑うアリーシャ。よく見るとその人はサンダルばきです。“Is this a police officer?”。Masaが「おまわりさん?」と聞いてみると…。“Oh, yes! This is an Indian police officer.”とアリーシャが拍手(はくしゅ)しました。「サンダルだから警察(けいさつ)はないかなと思ったんだけど」とMasa。「まさかのね」とTaka。意外な答えでした。

scene 09 Quiz time! ③

続いての問題。アルマーンが写真を見せます。男の人が荷車でたくさんの小さな容器を運んでいます。“Who is this?”とアルマーン。「あ!」とMasaがひらめいたようです。“Is this a doctor?”。白い服を着ているのでお医者さんかと思ったようですが、“No.”でした。“Is this a chef?”。帽子(ぼうし)を見て「シェフ?」とTaka。でも、“No.”。さらに“Is this a spice seller?”と聞きますが、“No.”。スパイスの売り子でもありません。運んでいるものを指して、「あれが何かわからない」とMasa。服装(ふくそう)から大工さんみたいだと思ったTakaが“Is this a carpenter?”と聞きますが、“No.”。

scene 10“ダッバーワーラー”?

わからないので答えを聞くことにしました。“Who is this?”とMasaが聞くと、“This is a delivery driver.”とアリーシャ。この人たちは、お弁当配達屋さんでした。と言っても、配達するのはなんと、各家庭で作られたお弁当。家から職場までとどけ、さらに、空になった弁当箱も回収(かいしゅう)し、また家にとどける仕事です。“ダッバーワーラー”とよばれていて、100年以上ものあいだ、インドのランチタイムを支えています。「えぇ?」。「すごい。日本にはない職業だよね。これがあったら、母ちゃん喜ぶだろうな」。MasaもTakaもびっくり。

scene 11“インドに来たらラッシーを作ってあげる”

待ちに待ったカレーができたようなのでダイニングルームへ。“How is it?”とTakaが聞くと、“めちゃくちゃおいしいよ!”とアルマーン。“How was India?”。“インドはどうだった?”とお父さん。“India is very nice! And I want to eat Indian curry with you.”とTaka。“I want to try lassie.”、「ラッシーを試してみたいな」とMasaが言うと、“インドに来たらラッシーを作ってあげる”とアリーシャ。「ありがとう。ぼくはTakaのサインを持っていってあげるよ」とMasa。そこでまた“I’m a Japanese star.”とTakaが言ったので、アリーシャが笑いました。“Who is this?”を使ってみたら、インドのくらしをちょっぴり知ることができました。