あらすじ一覧

scene 01キソ英語を使って世界とつながろう!

「Takaさ、キソ英語を学んでもう一年になるね」とMasa。「だね。ずいぶんいっぱい話してきたね」とTaka。すると、「今日は、これまで学んできたキソ英語を使って、これまで以上に世界の人とつながってみようよ」とMasaが言いました。「おー、いいねぇ。じゃ今日こそは、“Where are you now?”はTakaが言わせてもらいますよ」とTakaもやる気満々です。「ぜひ言ってください」とMasa。さっそく、今日も世界とつながっていきましょう。

scene 02“I’m in Brunei.”

今回つながったのは、シュハイラ。うしろに海が見えます。Takaが、“Where are you now?”と聞くと、“I’m in Brunei.”と言いました。「ブルナイってどこだっけ?」とTaka。「東南アジアのブルネイ」とMasa。ブルネイは、東南アジアのボルネオ島にある、自然と天然資源(しげん)にめぐまれた国。この島にしか生息しないテングザルや、世界最大級の水上集落“カンポン・アイール”でも有名。「どういうビーチなんだろうね」とTakaがシュハイラのうしろのビーチの名前をたずねます。“What is the name of the beach?”。シュハイラは、“ジュルドン・ビーチよ”と教えてくれました。「行ってみたいね」とTaka。

scene 03“What do you have in your town?”

「シュハイラが住んでいるところにはほかには何があるんだろうね」とTaka。Masaがたずねます。“What else do you have in your town?”。すると、“We have food carts and a market.”。“屋台とマーケットがある”とシュハイラ。さっそく案内してもらいます。ブルネイの屋台ではどんなものが売られているのでしょう。“We can see many food carts.”。「屋台がたくさんあるね」。“We can see pineapples and watermelons.”。「パイナップルにスイカ」。あるお店の前でシュハイラが立ち止まりました。“What is that?”と聞くと、“This is grilled fish.”とシュハイラ。魚を焼いて売っています。“It looks delicious.(おいしそう)”。

scene 04“How much is it?”

“How much is the grilled fish?”。「焼き魚はいくら?」と聞くと、“It is 6 Brunei dollars.”という答え。6ブルネイ・ドル。およそ500円です。「ブルネイ・ドル、見たことない。見てみたいね」。そこでMasaが“Can we see Brunei dollars?”と言うと、シュハイラがお札を見せてくれました。1ドル、5ドル、10ドル札。“Wow! It’s very colorful.”。お札には男の人の絵があります。「同じ人がえがかれてるんだね」。“Who is that?”と聞くと、“He is the King of Brunei.”。ブルネイの国王でした。「次はマーケットを見せてもらいたいね」。“Can you show us the market?”。“Sure! Follow me.(いいよ! ついてきて)”。

scene 05“What … do you like?”

ということで、マーケットへ。いろいろな魚が売られています。Takaがたずねます。“What seafood do you like?”。「どんなシーフードが好き?」。すると、“I like shrimp.(エビ)”とシュハイラ。そしてTakaにも、“What seafood do you like?”と聞いてきました。“I like shrimp, too.”とTaka。シュハイラが、「ここでエビを買えるよ。見せてあげる」と言います。“これよ。Udang galahというの”。「ウダンガラ? なんか青いね」。“They have long and blue legs.”とTaka。「あしが長くて青い」。“ウダンガラ”とよばれるこのエビはテナガエビの一種。ブルネイ近海でよくとれて、スープや炒め物にして食べるそうです。

scene 06“Who is that?”

屋台とマーケットのあとは、お家へ。家の中にはソファーにすわっている人がいました。「お母さんかな?」。“Who is that?”と聞くと、“This is my mom.”とシュハイラ。やはりお母さんのスチヤティさんでした。英語の先生をしていると言います。ここで、「この家、ソファーめちゃくちゃ多くない?」とTakaが気づきました。“Why do you have so many sofas?”。「なぜこんなにたくさんソファーがあるの?」とMasaが聞くと、“On my birthday, in Brunei, many relatives come.”とシュハイラ。「レラティヴ?」。「relativeは、親戚(しんせき)。誕生(たんじょう)日に親戚がいっぱい来るんだって」とMasa。「なるほど」。

scene 07“When is your birthday?”

「シュハイラの誕生(たんじょう)日はいつなんだろうね」とTaka。“When is your birthday?”と聞くと、“My birthday is the 16th of January.”とシュハイラ。1月16日です。“How old are you?”と聞くと、“I am 13.”と答えました。「シュハイラには兄弟っているのかな?」とMasa。Takaがたずねます。“Do you have any brothers or sisters?”。すると、“Yes, I have two younger siblings.”とシュハイラ。「シブリングは、兄妹」とMasa。“Where are they?”。「どこにいるの?」とTakaが聞くと、“They are in the dining room. I’ll show you.”。“ダイニングルームにいる。しょうかいするわ”。

scene 08ブルネイのお菓子“クエ”

ダイニングルームに行くと、弟と妹がいました。“Hi! What is your name?”。Masaが名前を聞くと、シャミール(弟)とスハイラ(妹)でした。「なんかいろいろテーブルにならんでいるけど、何だろうね、あれ?」とTaka。“What is that on the table?”と聞くと、“It is called kue. It is a snack in Brunei.”とシュハイラ。“クエ”という、ブルネイのお菓子(かし)だと言います。とてもカラフルでおいしそうなお菓子です。「いろんな種類があるけど、全部、クエなの?」とMasaが聞くと、シュハイラが“Yes.”と答えました。

scene 09 Quiz time!

ここで、“クイズタイム!”。クエに使われている共通の材料は何でしょう? “Is it ウダンガラ?”とTaka。“No.”とシュハイラ。“Is it pineapple?(パイナップル?)”とTaka。これも、“No.”。“Is it rice?(お米?)”とMasa。すると、“Yes, it is.”とシュハイラ。Masaが正解! 答えは“お米”でした。あげたものや、むしたもの、あまかったりしょっぱかったりと、その味はさまざま。カラフルな三色のクエの味は? “How is it?(どう?)”と聞いてみると、“It’s sweet.(あまい)”とシュハイラ。“What’s the flavor?(かおりは?)”と聞くと、“Rose.”と言います。「バラのかおりってこと?」とTaka。「おしゃれ!」。

scene 10“What do you want to be?”

続いて、シュハイラの部屋へ。「パソコンがあるけどオンライン授業とかかな?」。Masaが、“Do you use your computer for online school?”と聞くと、“Yes.”とシュハイラ。そこで、“What subject do you like?”。「好きな教科は何?」とTakaが聞くと、“I like science.”。“科学が好き”と言います。さらに、“What do you want to be?”。「何になりたい?」とたずねると、“I want to be a scientist.”。“科学者になりたい”とシュハイラ。“ロボットを作って環境(かんきょう)問題にとりくみたい”と言います。“For example?(たとえば?)”と聞くと、“自動的に海をそうじしてくれるロボット”と答えました。「楽しみだね!」。

scene 11“We hope to see you again.”

“How was Brunei?”。“ブルネイはどうだった?”とシュハイラが聞いてきました。“It was very fun. I want to eat kue.”。「とても楽しかった。クエを食べてみたいな」とTaka。“And I want to eat udang galah. We hope to see you again.”。「そしてウダンガラを食べたい。また会いたいね」とMasa。“Bye!”とみんな。キソ英語を学んでみたら、ブルネイのことをちょっぴり知ることができました。