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狂言「二人大名(ふたりだいみょう)」

狂言「二人大名」

二人「京に京に流行る 起上り小法師 殿だに見れば。殿だに見れば。つい転ぶ。」大名1「合点か。」 大名2「合点じゃ。」 二人「合点合点合点じゃ。」 大名1「京に京に流行る 起上り小法師 殿だに見れば。殿だに見れば。つい転ぶ。つい転ぶ。 合点か。はぁ合点じゃ。 合点合点合点じゃ。」 二人「京に京に流行る」 大名1「起上り小法師」 二人「殿だに見れば。」 大名1「殿だに見れば。」 二人「つい転ぶ。つい転ぶ。」 大名1「合点か。」 大名2「はぁ合点じゃ。」 二人「合点合点合点じゃ。」
【解説】
狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。
【あらすじ】
供を連れずに出かけた二人の大名が、たまたま通りかかった男を無理やり従者に仕立てますが、逆に男は二人をおどし、ものまねなどさせます。そのうちに大名たちは浮かれ出して演じてしまいます。