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方言 紙芝居「一寸法師(いっすんぼうし)」

方言 紙芝居「一寸法師」

なんと昔、あるところぇ、お爺さんとお婆さんがおったそうな。2人にゃ、子どもがなかったんで、観音様にお願いしたところ、お婆さんの中指がプクーッとふくれて、中からこーまい子どもが生まれてきたそうな。2人ゃ~、一寸法師と名ぁつけてかわいがって育てたそうな。ある日、一寸法師は、都(みやけぇ~)のぼる言うて、針の刀さし、お椀の舟へ乗って出かけていったんじゃ。都じゃぁ、大臣の家来になって、お姫様にぼっこうかわいがられたそうな。…