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絵あわせ百人一首「哀れとも…」

絵あわせ百人一首「哀れとも…」

哀(あわ)れともいふ(う)べき人(ひと)はおもほえで
身(み)のいたづ(ず)らになりぬべきかな

【百人一首解説】
恋人に冷たくされ、嘆き悲しんで詠んだ歌。「私をかわいそうだと同情してくれそうな人は誰も思い浮かばない。あなたを恋しく思いながら、むなしく死んでしまうことでしょう」という意味。「いたづらに」は、この歌では「むなしく死んでしまう」という意味で使われています。