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絵あわせ百人一首「夕されば…」

絵あわせ百人一首「夕されば…」

夕(ゆう)されば門田(かどた)の稲葉(いなば)おとづ(ず)れて
あしのまろやに秋風(あきかぜ)ぞ吹(ふ)く

【百人一首解説】
「夕方になると、家の前にある田んぼの稲の葉がそよそよと音を立てる。秋風が、蘆ぶきの粗末な家にも吹いてくるなぁ」と、秋の到来を趣深く感じている様子。はるかな空間に揺れる稲の葉と秋風の立てる音、視覚と聴覚の両方で秋を表現しており、初秋のすがすがしさを感じさせます。