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絵あわせ百人一首「奥山に…」

絵あわせ百人一首「奥山に…」

奥山(おくやま)に紅葉(もみじ)ふみ分(わ)けなく鹿(しか)の
声(こえ)きく時(とき)ぞ秋(あき)は悲(かな)しき

【百人一首解説】
「人里を離れた奥深い山の中で、紅葉を踏み分けながら、恋しい相手を求めて鳴く鹿の声を聞くときこそ、秋の物悲しさを感じるなぁ」という意味。「踏み分け」という言葉で、紅葉が散っていることがわかります。散った紅葉と鹿の鳴き声、視覚と聴覚の両方で秋の悲しさを表現しています。