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絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」

絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」

朝(あさ)ぼらけ有明(ありあけ)の月(つき)と見(み)るまでに
吉野(よしの)の里(さと)に降(ふ)れる白雪(しらゆき)

【百人一首解説】
「夜がほのぼのと明けるころ、有明の月の光がさしているのかと思うくらい、吉野の里に降る雪は白く美しい」という意味。月の光の明るさだと思ったら、真っ白な雪の輝きだったという感動を歌っています。吉野は多くの歌に詠まれた土地であり、雪の名所。美しさへの感動もひとしおでしょう。