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絵あわせ百人一首「有馬山…」

絵あわせ百人一首「有馬山…」

有馬(ありま)山(やま)ゐ(い)なのささ原(はら)風(かぜ)吹(ふ)けば
いでそよ人(ひと)を忘(わす)れやは(わ)する

【百人一首解説】
「有馬山に近い猪名の笹原で、風がそよそよと音をたてるように、あなたは私の心変わりを心配しますが、なぜ私が忘れるでしょうか」という歌。心変わりを疑う男性への返歌です。言葉の調べが美しく、情景から心情表現へと自然につなげている点が見事です。