あらすじ一覧

がらくたの神様

がらくたの神様

昔ある男がいました。男はたいそう怠け者で一年中ゴロゴロ昼寝ばかりしていたので、もうすぐ正月が来るというのにお餅も買えません。困り果てた男は大晦日、お宮にお参りし、お餅をわけてくれるよう神様にお願いしました。すると目の前に不思議なおじいさんがあらわれて、「今夜、村の真ん中の一本道を神様がお通りになる。その神様を捕まえればたちまち大金持ちになれる」と言うのです。(日本昔話 お話:佐野浅夫 さとうまきこ 横山青児)