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乳児院に引き取りに来た育ての親が本当の親だと思っていた
特別養子縁組で育った高校生・ケイタさん(仮名)。育ての親は乳児院に何度も会いに来た後、彼を引き取った。「だから本当の親だと思ってました。生まれたら最初は乳児院で教育されるものだと思っていた」
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6歳で養子と聞かされ、部屋に閉じこもった
自分が養子と分かったのはいつなのか?「6歳の時に親から伝えられて。産みの親は交通事故で亡くなったと」。ショックの感情は?「親を親に見られなくなる。自分の部屋に閉じこもってあんまり口はきかなかった」
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1/2成人式の宿題で0歳の写真が必要になり…
養子で困ったことは、小学校4年生の頃の1/2成人式。0歳から写真付きで自分の10年をまとめる宿題が出た。「親もいい案が浮かばなくて。パッと浮かんだのがネットにある別の乳児の写真を使っちゃうこと」
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プロボクサー・坂本博之の言葉で吹っ切れた「血縁関係はないけど今の家族でいい」
道徳の教科書の「血のつながっているものを家族という」の定義に悩んでいたケイタさん。中3の時に自身も里子のプロボクサー・坂本博之さんに言われた言葉で「血縁関係はないけど、今の家族でいい」と吹っ切れた。
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育ての親が大事だから産みの親に会いたくない
産みの親には会いたくないという。「交通事故はウソで生きてるかもしれないけど。実際に会ったら自分に迷いが出るし、今まであった育ての親への愛がなくなってきたら僕自身怖い。すごい大事だから今の育ての親が…」
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YOUと山里亮太の心配に「ババアって言うし、ケンカも普通にしてます」
YOUと山里亮太はケイタさんがしっかりしすぎて我慢しているのではないかと心配するが…。「ババアって言うし、ケンカも普通にしてます。最近どんどん仲良くなって、小学校の頃の一般の家族みたいになっています」
特別養子縁組の男子高校生「道徳の教科書に悩まされた」
ねほりんぱほりん
産みの親が貧困や虐待などで子どもを育てられない場合、別の夫婦に託される「特別養子縁組」。養子と育ての親はどんな道を歩むのか。「あなたは私たちから産まれた子どもじゃない。養子なの」真実の告知からはじまる親子の愛の物語。(ねほりんぱほりん)