あらすじ一覧

方言 紙芝居「田螺(たにし)と狐(きつね)」

田螺と狐

むかしむかしな、足(あし)ん はやかとば いっつも じまんしとる 狐(きつね)が おったっちゅもん。ある日(ひ)、よか気(き)もちで ひるねしとったら 田螺(たにし)が きてな~ 「狐どん 狐どん、きゅうは いっちょ はしりぐりゃば してみゅうかい」
ちゅうたと。 「へ~、ほがん こまんかからだでや、なんばゆうとか あい手(て)にゃならん」狐が ゆうたら、「ばってんが どっちが かつかは、はしってみんば わからんどもん」と田螺に いわれてな、はしりぐりゃば することになったっちゅ。
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