ものづくり大好きな小学生たちが自作ロボットで高さ30cm以上のゴールに挑戦
ものづくり大好きな小学生たちが自作のロボットを自宅からオンラインで披露した「小学生ロボコン2021全国大会」。課題は高さ30cm以上のゴールまで移動すること。スーパー小学生たちの技術とアイデアに迫る。
ストローと輪ゴムで車輪を作り、モーターを重りに活用
低学年の部から。「簡単な作りでもアイデアがあれば165cmまで急な坂でも上がれるところを見てください」と小2の男子。ストローを束ねて輪ゴムを巻いたものを車輪とし、モーターを上手に重りに使っている。
チョウチョの羽根がきれいに動く!機構だけでなくデザイン性も高い
「とにかく羽根をきれいに動かします」と小3男子。機構だけじゃなくてデザイン性も高く、チョウチョの動きが見る人にしっかり伝わる。本当に完成度が高い。
低学年の部優勝!垂直の柱を上ったり、エレベーターの仕掛けも
低学年の部優勝に輝いたのが小3男子。垂直の柱をしっかりつかんで上り、下りた後は水平移動もできて、最後はエレベーターまで。「一生懸命失敗してもやり直して、決勝戦で優勝したのでうれしいです」
割り箸を使った機構でアメが飛び出す「あめぴよん」
高学年の部はゴールまでアメを運ぶミッションが追加される。小4男子の「あめぴよん」は割り箸を使った3発同時発射の機構でアメがぴょーんと飛ぶのがユニーク。走行モードに変形して坂道も上っていく。
高学年の部優勝はアンカーを使った構造の美しさとダイナミックな動きが高評価
高学年の部優勝は小5男子。アンカーを飛ばして巻き上げ、フィールドの縁に引っかける。糸を巻いて機体を持ち上げ、シーソーのように着地。紙ストローで作った構造の美しさとダイナミックな動きが高く評価された。
審査員たちも脱帽!「思いついたらワーッと作る実現力はとっても大事」
柔らか頭が生み出すユニークなロボットの数々に、ものづくりのプロである審査員たちも脱帽!「思いついたらまずはワーッと作る実現力は、創造性にはとっても大事なんだなと最近よく思います」。
小学生ロボコン・ものづくり好きの技術やアイデアに審査員脱帽!
サイエンスZERO
ものづくり大好きな小学生たちが自作のロボットをオンラインで披露した「小学生ロボコン全国大会」。課題は高さ30センチ以上のゴールまで移動すること。ロープウェイ、二足歩行、ゴールにアンカーを引っかけ引っ張り上げるもの・・・。柔らか頭が生み出すユニークなロボットの数々に、ものづくりのプロである審査員たちも脱帽!そんな大会を振り返り驚きのアイデアと技術にじっくりと迫る。新たな発想のヒントが隠れているかも!?(サイエンスZERO)