海の生き物“漂着”で新種発見!1950年代から噂されたクジラ

サイエンスZERO

クジラやイルカが河川などに迷い込み、漂着する現象「ストランディング」。原因は諸説あり不明だが、全国で年間300件も報告されている。その死んでしまった生物に向き合う研究員がいる。国立科学博物館の山田格さんは30年に渡り、海生ほ乳類を研究してきた。2008年、彼のもとに北海道でストランディングしたクジラの写真が届く。それから10年の時を経て“新種”と認定されるまでの調査に迫る。(サイエンスZERO)