宇宙のどこかに地球外生命体はいるのか~生命を育む水を保つ2つの条件
この宇宙のどこかに生命はいるのか。我々が住む地球にそのヒントがある。生命を育むには惑星に水が必要。惑星に水を保つ条件は2つ。一つは恒星からの「距離」。水は恒星に近すぎると蒸発。遠すぎると凍る。
地球外生命体探査~惑星が水を保持できる条件はハビタブルゾーンと適度な大きさ
その中間が、水が保たれる領域「ハビタブルゾーン」。もう一つは適度な「大きさ」。火星はハビタブルゾーンにある。だが大きさは地球の半分。そのため重力が小さく水を保持することができない。
地球とほぼ同じ大きさでハビタブルゾーンにある惑星なら地球外生命体存在の可能性
宇宙のどこかに地球とほぼ同じ大きさでハビタブルゾーンにある惑星はないか。それを探すには惑星が恒星を横切るときの影を観測。暗くなる度合いで惑星の「大きさ」が、惑星の公転周期で恒星からの「距離」が分かる。
地球とほぼ同じ大きさの惑星を一度に4つも発見!重要なのは大気の調査
2016年、地球とほぼ同じ大きさの惑星が一度に4つ見つかった。重要なのが「大気」。植物が光合成で作り出す酸素、動物が吐き出す二酸化炭素やメタン。大気からこれらを検出できれば生命がいる証拠になりうる。
地球外生命体探査~カナリア諸島のテイデ天文台では大気の観測が始まっている
スペイン・カナリア諸島テネリフェ島テイデ天文台。MuSCAT(マスカット)という装置で大気の観測を始めている。生命を育む可能性を秘めた惑星の中にははるかに進んだ文明を持つ知的生命体がいるかもしれない。
エイリアンワールド・ハビタブルゾーンで地球外生命体探査
コズミックフロント
地球以外で生命は存在するのか。今、最先端の研究でその探索が行われている。生命が育まれるための条件やその条件を満たす惑星の探し方とは。地球外生命体が見つかる日も遠くはない・・・?(コズミックフロント)