• ダイジェスト0:00

    ダイジェスト

    世界遺産『サグラダ・ファミリア』はなぜこんなに独創的な形をしているのか。なぜ世界中の人たちをここまで魅了するのか。45年前、単身スペインに渡って以来、装飾・彫刻を作り続けてきた外尾悦郎が語る。

  • なぜサグラダ・ファミリアは生まれたのか?6:29

    なぜサグラダ・ファミリアは生まれたのか?

    サグラダ・ファミリアが生まれた時代的な背景とは。産業革命以後、貧富の格差が拡大していく中で、貧しい人たちの拠り所として建設が開始。そこに2代目建築家として抜擢されたのが若きアントニ・ガウディだった。

  • 天才建築家 アントニ・ガウディ9:33

    天才建築家 アントニ・ガウディ

    幼少期のガウディは「小児リウマチ」だった。暮らしの中で、痛みや苦しみを癒してくれたのが身近な「自然」との触れ合いだった。「自然を観察する力」が、サグラダ・ファミリの構想に大きな影響を与えていく。

  • ガウディの思いを読み解く16:00

    ガウディの思いを読み解く

    スペイン内戦で破壊された「ロザリオの間」の修復や、「葉と果物」の彫刻に込めた思いとは。外尾は「ガウディと同じ方向を見て」「憎しみやその状況だけを彫刻にするのではなく、永遠のメッセージを込める」と語る。

  • Q&A パート①35:34

    Q&A パート①

    Q.「”ガウディと同じ方向を見る”とは?」Q.「サグラダ・ファミリアはガウディの構想に近づいている?」

  • この石が僕を待っていた47:34

    この石が僕を待っていた

    幼い頃から「大きなもの」を作りたかった外尾。美術大学卒業後は非常勤講師になるが、ふと目に入った路側帯の「石」に心を奪われ単身ヨーロッパへ。そこで出会ったのがサグラダ・ファミリアという石の教会だった。

  • 最大の敵は自分55:29

    最大の敵は自分

    単身、乗り込んだサグラダ・ファミリで待っていたのは石との戦いだけでない「人間との戦い」。やぶから棒にやってくる試練。プレッシャーにどう打ち勝つか。大切なのは「自分を最大の敵として問い正していく」こと。

  • Q&A パート②1:04:01

    Q&A パート②

    Q.「たくさんの意見をひとつにまとめるためには?」Q.「次の世代に何を見せたいか?」Q.「サグラダ・ファミリアの後にやりたいことは?」Q.「子どもに何を経験させるとよい?」

  • ラストメッセージ1:22:08

    ラストメッセージ

    「世界は不安だらけで、それを背負い続けるのはとても辛いことでしょう。そでも希望を捨てないで。どんな不安な時でも喜びましょう。そこから発想も変わり、あらゆるものが変わっていく。喜びを忘れないで。」

世界遺産『サグラダ・ファミリア』の装飾・彫刻を作り続けてきた外尾悦郎。スペインの内戦で設計図や模型など多くの手がかりが消失する中、外尾たち後継者は「建築家・ガウディの目指す先」を読み解きながら、唯一無二の造形を作り上げてきた。「最大の敵は自分」として、自問自答しながらサグラダ・ファミリアと向き合ってきた外尾の信念とは。異国の地で困難を乗り越え、居場所を見つけるために大切なこととは何か、語っていく。

外尾悦郎 (彫刻家)

外尾悦郎 (彫刻家)

ガウディの未完建築『サグラダ・ファミリア』の主任彫刻家として、装飾部門の総監督を2013年から務める。

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